フィガロの結婚 LE NOZZE DI FIGARO - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 4 (DVD2枚付きケース入り) モーツァルト作曲
|
|
分類: | 本
|
発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
|
参考価格: | ¥ 4,560 (消費税込)
|
|
演劇的なドイツ、叙事的なフランス 名演がひしめく『フィガロの結婚』ですが、本公演は1999年6月9日のベルリン国立歌劇場で、以前Art Hausで出ていたもの。その時点でも英語と日本語の字幕は付いていました。Art Hausの日本語字幕は奇妙なものが多いのですが、『フィガロの結婚』はましなものでした。それでも、今回、字幕は新しくより普遍的なものになっています。2005年には伯爵夫人を歌うドロテア・レシュマンがこの頃はスザンナを元気いっぱい歌っていますし、ルネ・パーペのフィガロも見事。ロマン・トレケルの伯爵やエミリー・マギーの伯爵夫人、パトリシア・リズレーのケルビーノも悪くありません。クワンチュル・ヨウンのバルトロやローズマリー・ラングのマルチェリーナも役柄に合っています。ペーター・シュライアーがバジリオを歌っているのも時代です。国立歌劇場は東独時代にはフェルゼンシュタインの演劇的な演出で名高いコミッシェ・オーパーとも競っていました。フェルゼンシュタインの『フィガロの結婚』演出もドリームライフのDVDに遺されていますが、トーマス・ラングホッフの演出はフェルゼンシュタインより演劇的です。
もうひとつフランスのコンピエーニュ歌劇場公演(1997年)はフランス語で、ケルビーノはシェリュバンとなり、テノール歌手が歌っています。フランス語のせいか、音楽があまり盛り上がらない感じがします。
|
|
|
|
|