私にもできた資格獲得30個
|
|
分類: | 本
|
発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
|
参考価格: | ¥ 1,260 (消費税込)
|
|
生き方の発想を広げるのにも役立ちます 僕が主催する「温泉ソムリエ」もご紹介いただいたいので読ませていただいたのですが、資格紹介本というだけでなく“読み物”として楽しみました。
自分が選ぶ仕事って意外と選択肢を狭めていませんか?・・・というか僕がその一人ですが(苦笑)
自分の能力や特性からするとこんな仕事ができるという発想で仕事を選ぶのが普通ですよね。
でも、この本を読むとこんな資格を取れば今までやっていないこんな仕事もできるんだと思えてきます。
知美ちゃんが30も取ったうちの一つだと思えば、どの資格にもチャレンジしようとする気力が生まれます。
そして、仕事だけでなく家族にマッサージをしてあげるとか美味しい紅茶をいれてあげるとか家庭内でも役立つ資格が色々あることも発見!
などと真面目に読んでいると「カッパ捕獲許可証」なんてのも出てきて大笑い!
資格の紹介本というだけでなく色々楽しめる一冊ですね。
この本の狙いは? 取得資格そのものを西村さんが有効に活用できているかは、わかりません。なんせ、重機の免許を取得して、ご自分で「なにに使ったらいいんでしょうね」って…。また、講習会に結構なお金と時間を使っているのも、西村さんだからできているのでは?と思わなくもないです。でも、取得した資格を通して楽しく生活を作り上げていこうという、前向きな姿勢が見えるのは、今のご時世羨ましいというか、是非そうありたいもの。やはり、生活は他人に築いてもらうのではなく、自分で築いていくものなんですよね。資格を通して、生き甲斐と潤いを積極的に攻め取っていくのだという「トロリン」のイメージを覆す強い意志が読み取れるのは、面白いなと思います。いっそ資格自体の効能書きのような説明はマニュアル本に任せて、資格語りに専念してくれても良かったかもしれないですね。
この本は、資格本売り場よりも、家庭に関する書籍売り場の方が似合うかな?果たしてどの読者層をターゲットにしているのか。試験対策のテキストと並べるのも違和感あるし、紹介資格がマニアックというか、あまり一般的でない気もしますし。ちょっと編集方針が中途半端な感があるのが、少し気になりました。
自分を変えたい人の必読書 西村知美さんは、一体なぜこんな異常なまでに多くの資格を取っていったのか?
何があったのか?その背景というか、著者のおかれていた心の状態に非常に興味をもった。
読んでいて感じたのは、彼女の場合、いつも自分の居る場所や職業に漠然とした不安を感じ、
どうしたら、ものの考え方や視野を広げられるか、普段、
接点がなかなか持てない人たちと交流するにはどうしたらいいか??、
そういうことを真剣に考えていて出た答えの結果としての行動が
資格取得だったのかもしれない。
テレビ出演時の著者は、いつもおもしろ・不思議な受け答えをする、天然ボケが前面に出ることが多いが、
その反面、うわついた所がなく、目標達成能力が高いという二面性を持ち合わせている点がおもしろい。
それに出産後、育児と仕事の忙しい合間をぬって暗記や課題に励み、ときには周囲の反対を押し切ってまで、
多様な資格を取り続けていくなんてのは、中途半端な気合いではできないことだったのでは?
と感じられ、読んでいるうちに、まんまと勇気&元気が出てきた。
何かが起こるのをボンヤリ待っていないで、少しでも興味があったら、
すかさず自分で調べて身軽にチャレンジする。そういうことを繰り返し、
「自己の内面を深めていく作業」というものを軽んじないこと。
これって、簡単なようで意外にできない、たいせつなこと。
知美さんにとっての資格取得は人生の「ウイット」であり「しあわせの素」のようなものか。
「しあわせの素」は待ってっていてもやってこない。そんならアグレッシブいこう。
気になっているものには、片っ端からチャレンジ。芸能人だろうと一般人だろうと、私、時間ナイし、
などと迷ってる時間がもったいない。そんなことも感じさせてくれた。
とにもかくにも、一見、自分には無関係で必要のないこと、もしかすると無意味かもしれない、
でもすごく興味があることがあったとする。そしたら、
それを発見できただけでも、幸せだと思ってとりあえず挑戦すること。
氏のように、プライドとか、いらないヨロイを、かなぐり捨てて、
ひたむきにやりたいことをやり通すフトコロの深さをいつも持っていよう。
そんなことにも気づかせてくれた、この本は。
というわけで、本書は、資格を取りたい人はもちろんのこと、私のように資格取得自体には、さほどこだわらず、とにかく、自分を変えたい、自信をつけることがしたい、「しあわせの素」の行動を起こしたい人にとっても、起爆剤となりうる、必読書といえるだろう。
|
|
|
|
|